かなありの記事 大人になりたい、大人になれない
今回はかなありです。
ただし、今回はキャラクターだけでなく、中の人達のエピソードも交えてカップリングの話をしていくので、それを踏まえた上で閲覧お願いします。
まず概要から説明していきます。
かなありとは
アイドルマスターシンデレラガールズに登場する速水奏と橘ありすのカップリングです。
これ以外の何物でもないので次項へ移ります。
ゲーム上での初共演
二人のゲーム上での初共演はモバマスでのイベント、LIVEツアーカーニバル「幽鬱女王とハロウィンの祝祭」に登場した、「魔界の預言者」と言うユニットです。
奏、ありす、それに文香を加えたユニットとなっています。
この3人は後にも共演機会があり、何かと縁がある組み合わせとなっています。
アニメ、マジックアワーでの共演
デレアニでも、この3人は同じプロジェクトクローネのメンバーとして共演しています。
どちらかと言うとアニメ本編ではかなありと言うより、ありふみの方が優勢かな?と感じます。
かなあり的には、後述するマジックアワーの方が、美味しいかもしれません。
アニメ放映後に公開されていたラジオコーナー、マジックアワーでは奏がありすのことを途中から名前呼びしています。
ありすは自分の名前にコンプレックスがあるからか、余程気を許した人でなければ名前呼びを許しません。
同じくゲストだったフレデリカには名前呼びを訂正させている為、奏とは何か特別なことがあったのかもしれないな、と思わせてくれたりします。
その、特別なこと?
※これはあくまで飯田友子さんと佐藤亜美菜さんの話で、奏とありす本人の話ではありません。
何故中の人の話をするのかと言うと、詳細は省きますがありす役の佐藤亜美菜さんが、初舞台で奏役の飯田友子さんに助けられたと言うエピソードが、あまりにも奏とありすだったと感じたからです。
むしろ私はこのエピソードから、ありすが辛い時に、奏がこうして支えてあげたからありすは奏に懐いているのかな、とすら思ったりしています。
ざっくりとだけ書きますが、シンデレラの舞踏会本番前、一人ぼっちで緊張で押し潰されそうだった亜美菜さんに、飯田さんが一緒に御飯を食べよう、と声をかけてくれたのだそうです。
その時、飯田さんは既にご飯を食べていましたが食べるのが早いから、一緒に取りに行くくらいが丁度良い、と亜美菜さんの分のご飯を一緒に取りに行ってあげもしたそうです。
その後も、緊張している亜美菜さんの手を握って安心させてくれたり、色々と世話を焼いてくれたのだそうです。
その一連の行動を飯田さんは、奏だったらどうするか、と考えて行動したと述べています。
この一言が、よりこの二人の行動をかなありに当て嵌めたくなってしまう理由です。
詳しい流れはこの動画で分かります。
亜美菜さんの、ありすに選ばれた当時の苦しみや葛藤、ありすへの思いも分かる、ありすPでなくとも聞きたい物となっています。
飯田さんと髙野さんの気のおけない関係も必聴です。
デレステでの二人
デレステでの初共演は、このありすのSRカードである、オンリーマイフラッグです。
前述のエピソードを踏まえると、奏、そして文香と一緒に美味しそうに、嬉しそうに食べているありすがとても愛おしいです。
また、カードセリフで奏のことを、大人の階段を登りすぎている、とも評しています。背伸びしたいお年頃のありすにとって、奏は憧れの姿の一つでもあるのでしょう。
結成、CAERULA①
次に二人に大きな動きがあったのは、ジュエリーズ3発売、そして表題曲の咲いてjewelイベントです。
時系列としてはジュエリーズのドラマパートからの咲いてjewelイベントだと思うのでドラマパートのかなあり的ポイントから解説していきます。
また、このドラマパート、皆がとても可愛いので機会があれば是非聞いてほしいです。
皆は遊園地に行くのですが、開場までの待ち時間で皆はしりとりをしています。
そこで奏はありすのことをわざわざ見て、ストロベリー、と言う単語を続け、次にいちごと言う単語を続けるのです。
また、飛鳥が奏のことを奏、と呼び捨てにしようとするとありすが、奏さん、ですと訂正させようとします。
この時点で、やはりありすにとって奏は特別な相手なのだと分かります。
そして、遊園地への入場が開始して嬉しそうにしていたのを恥ずかしがるありすに、子供らしくして良いのよ、子供なんだから、と微笑ましく思う奏が見られます。
恐らく、子供の様に振る舞うありすのことを、本当に微笑ましく思っていたのでしょう。
他にもかなあり的に気になる場面があったりします。
ありすが、奏に対し何故色々な人にキスを迫るのか、そして周子との距離の近さが気になった、とズバリ聞いてしまうのです。
それに奏は、本気でしようとは思っていない、と答え、そして周子を誂うのは本当にしたら困るからだ、と色々はぐらかしてしまいますが。
一緒に皆で食事をする場面でも、嬉しそうにイチゴパフェを食べるありすのことを、可愛い、と言いながら眺めています。
どちらかと言うと、文香を交えた甘いやり取りを見て微笑ましく思っていた、と言うのが正しいでしょうか。
結成、CAERULA②
そしてその打ち上げを得て再び奏、ありす、周子、飛鳥、文香の5人は集まります。
そこで初めて、CAERULAと言うユニットを結成します。
皆で集まれることに、奏が笑顔で居るのがこちらも嬉しく思います。
一度仕事をした仲と言うこともあり、何事も無く順調に…と言う訳にはいきませんが、5人は力を合わせて仕事をこなしていきます。
そして、本番が近くなって、奏、ありす、文香と言うある意味お馴染みの3人が一緒に話しています。
そこで奏は、今回の皆の活動を評価し、その上で自分もそれに負けるつもりはないと闘争心を覗かせます。
何より、一番年下のありすが頑張っていたのだから、尚更負ける訳にはいかない、と続けますが当のありすは、複雑だと返します。
ありすの思いはありすだけにしかわかりませんが、小さいから、とかそう言った要素を取っ払った対等の仲間として見てほしかった、と言う思いがあったのでしょうか。
中の人のエピソード、そして以前のカードを振り返ると二人の食事の心配をするありす、と言うシチュエーションは個人的にぐっと来る物があります。
一緒に食事を取る仲間と言うのは、大切にしたい物です。
そして自分達を心配してくれるありすを、素直でかわいい子ども、と評価し、自分自身もああであれば良かっただろうか、と奏は振り返ります。
奏は綺麗な物に憧れがある…と言うのは後に分かることですが、そのせいで自身にコンプレックスも持っています。
その中での文香の言葉は、本当に奏に突き刺さった、と思います。
かなありの記事ですが、文香の存在は奏にとってもありすにとっても重要であると思っています。
お互いにとって
恐らくかなありは、お互いがお互いにとっての、憧れなのだと思っています。
ありすは奏の普段の振る舞いを大人と感じ、そうなりたいと思い、そして奏はありすの素直な心を綺麗だと思い、素直になれず嘘で塗り固めてしまった自分と比較して、それが眩しく、羨ましいと感じているのでしょう。
ですが、もしありすが奏の本当の姿を知ったとしても、ありすの奏に対する憧れは変わらない、と断言出来ます。
美しい嘘で着飾っている姿も、憧れに近付こうと足掻くその姿も、全てが速水奏なのですから。
これからの二人
奏ソロ二曲目の製作者がありすのソロ曲の製作者と同じだったり、3周年コラボでのゆずカバー曲の面子に二人揃って選ばれたり、中の人達の仲の良さは相変わらずだったり、安定の活躍を見せてくれている二人です。
これからも二人がいつまでも仲良くありますよう、そしてアイドルマスターシンデレラガールズと言うコンテンツが発展するよう祈りながら、終わりの挨拶とさせて頂きます。