卵焼きのP活動

シンデレラガールズ中心に活動するPのブログです

しきあすの記事 天才少女と天才に憧れた少女

しきあすの記事です。

例に漏れず百合カップリングの記事なので閲覧には一応注意お願いします。

百合カップリングは左右表記を気にしない、と言う風潮がありますがこの二人はどちらが攻めでも受けでも美味しい、と思っています。

取り敢えず、概要から説明していきます。

しきあすとは

アイドルマスターシンデレラガールズの登場人物である一ノ瀬志希と二宮飛鳥のカップリングです。

ここで長くなっても仕方がないので、次項の二人の公式での絡みの紹介に移ります。

初登場、第11回アイドルLIVEロワイヤル

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二人の初共演は、2015年3月20日に行われた第11回アイドルLIVEロワイヤルです。

ユニット名、Dimension-3を冠しての登場です。

ここで志希は、飛鳥とであれば何か面白いことが出来るのでは、と期待を寄せています。

それを飛鳥は否定しますが、志希のペースに載せられ、案外乗り気で実験に参加しています。

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最終的には皆を巻き込んで実験しようとする志希を、科学者として必要な素質を持っているのかもしれない、と評価します。

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悪ふざけもやってしまう、ストーリーコミュ25話

そんな己の欲望に忠実、好奇心の赴くままと言う志希、そして自身の興味を抑えられない飛鳥の子供のような一面が悪い意味で発揮されてしまったのが、デレステストーリーコミュ25話です。

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事の発端は、ミステリアスな奏さんに興味を持った彼女らが、彼女を巻き込んで心理テストを始めることから始まります。

奏さんは質問に思うままに答えていきますが、選択肢のある心理テストである為選択肢が用意されていました。

 心理テストの結果と奏さんの答えを照らし合わせていくと、奏さんについて面白い結果が得られ、二人はますます奏さんのことを知りたいと思うようになります。

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 奏さん自身は、その心理テスト自体を面白くない物、として切り上げようとします。

それに飛鳥は一応の理解を示しますが、それでもやはり奏さんのミステリアスな一面をもっとより知りたいと新たな心理テストを要求し、志希もそれに悪乗りします。

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それを不愉快に思った奏は私をわかったつもりにならないでと言って部屋から出ていってしまい、それを追いかけて加蓮も出ていってしまいます。

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そして残った3人はと言うと、フレデリカに言われ先程のことの反省会をするのでした。

後に二人はこれを反省し、奏からも許しを得ることが出来たのですが、この経験からか安易に心理テスト等に手は出さないようになっていきます。

 しきあすの観点から見る心理テスト自体の結果

トラブルの元となった心理テストですが、その結果自体はしきあす、と言うカップリングを考える上で中々に興味深い物があるので一つ一つ紹介していきたいと思います。

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この結果をしきあす的に踏まえると、思うままに相手の所に突っ込んでいく志希と、それに戸惑いながらもそれを受け止める飛鳥と言う図が出来上がります。

実際、志希の突拍子もない行動は悩みのタネではありますが、非日常、非現実に憧れる飛鳥にとって、新世界への鍵ともなり得ます。

だからこそ、志希の非凡な才能、そして発想、行動力が羨ましいのでしょう。

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こちらでも、飛鳥の非日常、非現実に憧れる思いを知ることが出来ます。

そして、志希の何にも縛られず、興味の赴くまま生きたいという自由な思いを改めて知ることが出来ます。

しきあす的にシチュエーションを考えるとしたら、やはり志希が主導となって飛鳥を振り回す、そんなシチュエーションでしょうか。

しかし、先程も触れた通り、志希の非凡な才能と発想は飛鳥にとって新鮮で、飛鳥の求める新世界への鍵となり得ます。

志希に振り回されながらもそれを悪くないと思って付き合う飛鳥、と言うのが容易に想像出来ます。

いざ二人旅、デレステストーリーコミュ33話

私がしきあすにハマった切欠がこのコミュです。

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コミュの内容ですが、ソロステージを控えている志希と、その周りを固める皆が集まって、レッスンをしている所から始まります。

脇を固める面子として、志希と同じく天才型の杏と、他の楽曲でも交流のあった夕美、そして響子と言うのもまた味わい深いです。

ソロステージと言うことで、緊張があるのではないかと気にする皆をよそに、志希はそんな心配もどこ吹く風、と言った具合に振る舞います。

特に、つぼみコミュで志希が苦戦している様子を見ていた夕美は本当に大丈夫なのか、と心配しますが志希は緊張した様子を見せません。

何故なのか、と問うとあの時はあの時、今は今、と答えになっているのかなっていないのか分からない答えを返してきます。

また、今回の曲は自分の物であり、パフォーマンスに緊張やそういった物は関係ない、とも返してきます。

正直志希の話を聞いても、私には理解の及ばない所ではありました。

簡単に彼女を理解出来るのであれば、こんなにも彼女に惹かれることも無いのでしょうが。

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面子の話になりますが、特に杏は色々なコミュを見てもハイスペックな扱いを受けることが多く、同じ天才としてこのコミュでは志希の行動原理を説明する役として存在しています。

しかし、このコミュではより志希の方が感覚的で本能的、そしてより超人的な扱いを受けています。

杏自身、志希程ぶっとんでいる訳じゃないと自身で述べても居ます。

同じ天才型でも、キャラを作って生きている杏と、思うままに自然に振る舞っている志希はそれぞれベクトルの違う天才だと言うことが分かります。

キャラを形作っている、常識的な観点も持ち合わせていると言う点では杏は天才よりも秀才、と言った方が正しいのかもしれません。

これはしきあすの記事なので杏についてはこれ以上触れませんが。

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上記の様な流れの中、飛鳥はどうしているのかと言うと、志希と皆のやり取り、一つ一つを聞いて、ショックを受けています。

コミュでショックを受けているのは飛鳥ですが、勉強しない人間の言い訳、やれば出来ると言う人間の言い訳…どれも私達には耳の痛い話です。

ここでのやり取りで、飛鳥は良くも悪くも非日常に憧れているだけの、普通の子…と言う、少し親しみやすさを演出しているのでしょうか。

この誰にでもある少しだけ心が痛くなる様な、飛鳥の隙と言うか親しみやすさの演出は、杏をしてぶっ飛んでいる、と言われた志希との対比にもなっているのかな、と感じます。

少なくとも私はこの飛鳥を見て、可愛いと思いました。

これに限らず、ジュエリーズのドラマCDだったり、他のアイドル達のカードの映り込みであったり、飛鳥は格好つけたがりですが格好のつかない、所謂三枚目的な演出をされることが結構あったりします(ジュエリーズ4はいつ出るのでしょうか)。

また、このコミュでは志希の相棒として志希の分かりづらい話を、噛み砕いて説明する様促したり、私達に話を理解しやすくするサポーターの様な役割も担っています。

そんな親しみやすさを演出された飛鳥ですが、感情に左右されない存在になりたいと言ったり、普通ではない物への憧れが強いことは何度も言われています。

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非日常、非現実的なものに憧れているからこそ、自分の知らない世界に触れたいと言う好奇心を抑えられず、失踪をしようとする志希を止めることをせず、むしろそれを推奨するかのように、志希に着いていってしまいます。

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飛鳥にとって、ギフテッドと呼ばれる天才である志希は、まさに飛鳥の憧れる、非現実、非日常其の物なのです。

しかし、志希自身は自分を特別な存在と思っている訳ではありません。

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自分自身は、寂しがりの女の子だった、とも言っていますし天才等のこう言った区別も、テストの点が高いかどうかくらいの違いでしかない、とあっさり言ってしまいます。

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それよりも大事なのは、その道を選ぶか、選ばないかだと彼女は言います。

それには飛鳥も同意します。

確かに、チャンスはあってもそれを掴もうとしなければ何の意味もありません。

二人はチャンスを掴んで、そしてこうして出会ったのですから。

そこで、飛鳥は少しだけ、志希と自分は同じ人間というカテゴリの存在だと認識したのかもしれません。

しかし、志希のぶっ飛んだ行動はそれだけではありません。

色々な交通手段を使って、何処だか分からないところへとやってきてしまいます。

その中で、燥いだり騒いだり、目立つような行動も取っていたのでしょう。

周りから煙たがられたりもしたことでしょう。

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しかし志希はそれを全く気にする素振りを見せません。

それは揺るがない、自分自身への愛、そして信頼があるからだと言います。

自分の味方は自分だけだ、と言う言葉を思い出させます。

そして、自分が大好きだから自分は変わり続ける、そこにとどまる意味はないとも言います。自分がどういう存在であっても、どうでも良い。

志希と飛鳥は違う存在だが、女の子、そして人間というカテゴリで見たら同じ存在である。

矛盾が生じてしまうが、それを志希は面白い、と称します。

飛鳥も、それに同意します。

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話は化学変化の話になります。

物質は、結びついて安定しようとします。

そして、その結びついた物質はもとに戻ることはありません。

これをアイドルとしての人間関係に当て嵌めると、彼女らはプロデューサー、そして仲間達、ファンによって変えられてしまって、もうアイドルでは無い生活には戻れない、と言うことでしょうか。

そして、志希はその変化を恐れません。

変わってしまっても、そこに居ることは出来るから。

そこに居る為に、戦うことは出来るから。

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歩きに歩いて、海へとたどり着きます。

そこで飛鳥は、ずっと気になっていた質問を投げかけます。

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自分の存在を定義出来るのは、自分だけ。

今いる自分と過去の自分、そして未来の自分が同一の存在であると決めつけるのは傲慢である、と志希は言います。

それに飛鳥は、ボク達は常に同じ行動を繰り返している訳じゃない、とそれに同意します。

そして志希は、観測には常に観測者自身のバイアスがかかっていることを理解しなければならない、と話します。

それを飛鳥は、自分の見ている世界と志希の見ている世界は違うと言うことか、と理解します。

確かに、私達が同じ物を見て物に抱く印象も、感想も人それぞれで、どれが正しい、と言うことはありません。

 ここでも飛鳥は、志希が自分と同じ考えを持っている、と言うことを理解します。

全く持って未知の存在であった志希が、少しだけ飛鳥にとって身近に思えてきている、のでしょうか。

f:id:tamagoanzu:20181005222731p:plain 舞台はまた移り変わり、何処かの山へと二人はやってきます。

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 ここでの内容は哲学的過ぎて、私には簡単に答えを出すことは出来ませんでした。

飛鳥は定義として、歌やダンスが出来ること等と簡単に説明はします。

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志希の疑問は尽きません。

この答えは、簡単に出る物ではないでしょう。

そして、最後の言葉、これは志希の本心なのでしょう。

パパに見てもらいたかった。ママに聞いてほしかった。

文字通り、寂しがりやの女の子の言葉です。

そして志希は、この疑問を正解がないから面白いんだよ、と前向きに捉えます。

飛鳥もそれに同意し、取り敢えず二人は一夜を明かします。

何処の旅館で寝泊まりしていたのか等、色々と気になる所ではありますが無事ステージには間に合い、志希は素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれます。

プロデューサーとのやり取りで、アイドルの一ノ瀬志希を定義出来るのはプロデューサーだけだ、とも言っておりプロデューサーへの強い信頼も伺えるのが素敵です。

長々と話してきましたが、私がしきあすを好きになった理由は自分とは縁遠い存在だと思っていた志希が、だんだんと自分と変わらない、悩みもするし、怒りもするし、喜びもする。同じ存在であると飛鳥が認識していくその流れの素晴らしさにあるのだと思います。

勿論、志希に振り回される飛鳥も、やれやれ、と言いながらそれに付き合う優しい飛鳥と言うのも大好きです。

何をしていたのやら、EVERMOREコミュ

次の共演はEVERMOREコミュです。

冒頭から、しきあす的に大分気になるやり取りをしてくれます。

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一体二人で何をおたのしみしていたのでしょうか…?

コミュの内容自体は、皆で今までを振り返る、と言った具合のコミュでしきあす的に美味しい…と思える所はあまり無い印象でした。

これはしきあす的に美味しいのではと言う所があれば是非教えて欲しいです。

Dimension-3、再度登場

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1月31日から行われたドリームLIVEフェスティバルで、期間中に飛鳥が誕生日を迎えたと言う理由からか、ユニットとして再登場しました。

飛鳥のことを、プリンセスと形容する芝居がかったやり取りが心をくすぐります。

どちらかと言えば志希がプリンセスで、飛鳥がプリンスのイメージが強いのでこれはとても新鮮でした。

これからの二人

飛鳥のストーリーコミュに名前だけですが志希が出てきたり、デレぽで志希フレに誂われる飛鳥が見られたり、ちょっとした供給の多い印象のしきあすですが、まだまだやって欲しいことは沢山ありますし、贅沢だとは思いますがDimension-3の曲が欲しい、と思っています。

違うけれど、同じな二人が、これからも仲良くしてくれるよう、そしてシンデレラガールズと言うコンテンツが益々発展することを祈って、終わりの言葉とさせて頂きます。